金尾散財衛エ門のエンターティメントは素敵だ!

音楽大好き、芸術大好きの男がつらつら綴るエンターティメント感想記

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ゲゲゲの鬼太郎

 ゲゲゲの鬼太郎

 製作国:日本
 製作年:2006年 103分
 出演:ウエンツ瑛士 井上真央 田中麗奈 間寛平 室井滋 小雪 西田敏行 他
     柳沢慎吾 伊集院光 田の中勇 他(以上 声の出演)
 監督:本木 克英

 仲間と静かな日々を過ごす鬼太郎の元に、健太という小学生から「妖怪たちが、近所の住民を怖がらせている」という内容の手紙が届く。健太が住む町にある森をなくし、跡地に遊園地を作ろうする業者が、妖怪仲間であるはずのねずみ男を買収し、彼の指示をうけた妖怪たちが住民たちを怖がらせていたのだ。
 鬼太郎から注意されたねずみ男は、森の中にある稲荷神社にある石を盗み、換金しようとするが失敗する。ところがこの石の正体は妖怪の怨念が宿った「妖怪石」で、間違ってそれが健太の父が持ち去ったことから、人間界と妖怪界を巻き込んだ大騒動に発展する。
 妖怪界では鬼太郎に「妖怪石」容疑がかけられ、さらにねずみ男の裏切りによって苦境に陥る。
 果たして、鬼太郎はこの苦境を乗り越えることができるのか? 

 怪奇マンガを代表する傑作「ゲゲゲの鬼太郎」の実写化である。
 鬼太郎は、健太の姉・実花にほのかな恋愛感情を抱いているが、父・目玉から人間と妖怪は愛し合ってはならないとさとされる。
 猫娘は鬼太郎が好きなのだが、鬼太郎は彼女が目玉を「お父さん」と呼ぶのが気に入らない。彼女は鬼太郎が実花に恋愛感情を抱いている事に気づき、彼女に嫉妬する。
 大泉洋が演じるねずみ男は、この映画で一番のはまり役だと思う。金に汚く、小細工を弄するが詰めが甘く、それでいてどこか憎めないという原作のキャラクターを忠実に再現している。
 鬼太郎の父・目玉親父の声は、アニメ版と同じ役者が演じているので、アニメを知っている人間は抵抗なくうけいれられるかもしれない。
 中村獅童演じる魔界の裁判長は威厳があり、健太の父を演じる利重剛は、いかにも近所にいる善良な父親という雰囲気がにじみ出ている。柳沢慎吾、伊集院光は声だけの出演で出番も少ないが、担当したキャラクターの雰囲気に見事に溶け込んでいる。出演者全員が「本気モード」で、役にどっぷりはまり込んでいるのが、観衆に伝わってくる。
 役者がすばらしい演技をしているだけに、ストーリー展開はあまり面白くないのが残念だ。
 人間界と妖怪界の対立の発端になったのは、健太の父が質屋から「妖怪石」を盗んだのが原因だから、妖怪「空狐」の怒りを買い、彼に呪殺されるのは当然だが、空狐が妖怪石を取り返した直後に親玉の「天狐」が登場し、最終的に石が鬼太郎に渡り、最終的に健太の父が生き返るというのは、原作者が容認しているとはいえ、抵抗がある人はかなり多いだろう。
 CG画面はかなり凝っており、特に妖怪「一反木綿」及び妖怪「塗り壁」が登場する場面は「なかなかややるな」と思わせる反面、鬼太郎一行が黄泉の国に向かうシーンは、安っぽいディズニー映画の出来損ないととる人もいるだろう。
 黄泉の国に向かう道中、実花が列車内で鬼太郎と一緒にいるケータイ写真をとるなど、二人の間にいい関係が芽生える場面が出てくるのだから、鬼太郎を巡って猫娘と実花との「三角関係」をもっと取り上げてくれたらなあと、個人的には思った。 

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Author:金尾散財衛エ門
音楽・美術・映画など、この世のすべての「美しいもの」と、憲法第9条に代表される「平和」が大好きな、世間一般でいう「ワーキングプア」に所属するしがない中年フリーター。
このBLOGでは、管理人が見たり聞いたりした映画・展覧会・CDの感想をつらつらと綴っていく。
※展覧会の記事は、過去の展覧会についても言及することをあらかじめお断りします。

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