金尾散財衛エ門のエンターティメントは素敵だ!

音楽大好き、芸術大好きの男がつらつら綴るエンターティメント感想記

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ジェーン・ボム2.0

 ジェーン・ボム 2・0

 製作 スウェーデン 2006年 112分
 出演 出演: ニッキー・デイン  ナタリー・ノース  他
 監督 マイク・ベック

 スウェーデン発・セクシースパイ映画第2弾。
 アクション映画を謳ってはいるが、上映時間の半分以上がSEX描写のため、ポルノ映画ととらえる向きもいるかもしれない。

 スウェーデン軍事情報セックス課(IMSEX)の諜報部員・ジェーン・ボムは、第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツが開発したという媚薬「XXX69」奪還のために、サンダープッシー率いる密輸組織に潜入し、XXX69の奪還に成功する。ところが、密輸組織と内通していた恋人・ステーツテークに裏切られ、彼に銃殺されてしまう。
 

 IMSEX司令官・モーニングウッドは、殺害されたジェーンの後任者に、日本育ちで東洋武術の使い手であり、海外の一流大学を卒業しながら、なぜか宝石泥棒をしているハニー・ダイヤモンドを抜擢し、彼女に対して厳しい訓練を施す。一人前のスパイに成長したハニーは、モーニングウッドと共に密輸組織に潜入する。目的は、密輸組織のXXX69搭載ミサイル発射計画を阻止すること。秘密基地への潜入に成功したハニーは敵に取り囲まれるが、そこに殺されたはずのジェーンが現れて…

 エロチックな雰囲気全開の映画だが、スウェーデンをはじめとする北欧各国が、性教育に熱心ということもあるという認識があるので、画面からはいやらしさはあまり感じない。とはいえ、チャプターの切り替えはSEXシーンで終わるというのはいささか閉口した。ポルノ映画と割り切ればいいのだけど。
 ストーリー展開も「こんなのありえねー!」という場面が随所に出てくる。主人公が潜入する密輸組織は、某国の軍隊が警護しているが、敵の人間が潜入しているにもかかわらず、任務中に正体をなくすほど酒を飲んだり、おしゃべりに夢中になっていたり、所定位置に立っていても「かかし」みたいにただ突っ立っているなど、ゆるい雰囲気の軍隊は実際の戦場ではありえないし、戦場でそれをやった兵士は、間違いなく軍法会議にかけられて処罰される。こんなにうまく敵方に潜入したら「裏に何かある」と勘ぐるのがスパイの常識だが、そんな雰囲気は彼女からは微塵も感じられない。
 
 ポルノとB級アクション映画が合体した映画なので、出演俳優の演技力は度外視して、純粋にエロとありきたりのハラハラドキドキ感を楽しみたい人、勧善懲悪やヒーローものがすきという人にお勧め。この手の映画に、練れた脚本とストーリー展開、卓越した演技力を求めるというのはヤボというもの。女優2人が美人だから最後まで見ていられるが、そうでなかったら、この手の映画は最後まで見られない。

 余談だが、ヨーロッパ人って、本当にタトゥーが好きなんだなあ。
 個人的にはどんなに美人でも、体の一部にタトゥーが入った人はご遠慮願いたい…

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Author:金尾散財衛エ門
音楽・美術・映画など、この世のすべての「美しいもの」と、憲法第9条に代表される「平和」が大好きな、世間一般でいう「ワーキングプア」に所属するしがない中年フリーター。
このBLOGでは、管理人が見たり聞いたりした映画・展覧会・CDの感想をつらつらと綴っていく。
※展覧会の記事は、過去の展覧会についても言及することをあらかじめお断りします。

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