金尾散財衛エ門のエンターティメントは素敵だ!

音楽大好き、芸術大好きの男がつらつら綴るエンターティメント感想記

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噂のアゲメンに恋をした!

 噂のアゲメンに恋をした
 
 製作:アメリカ 2007年 141分
 出演:ジェシカ・アルパ デイン・クック ダン・フォグラー 他  
 監督:マーク・ヘルフリッチ

 子供時代、友達と開いたホームパーディーにおいて、クラスメートのアニーシャにかけられた「呪い」が原因で、恋愛がうまくいかないと信じ込んでいる、歯科医のチャーリー。彼には「自分と寝た女は、自分の次に付き合った男性と結婚する」というジンクスがあった。そのため、チャーリーは「恋愛恐怖症」に陥ってしまう。彼の元には、噂を聞きつけた女性がひっきりなしにやってくる。チャーリーの親友である形成外科医のスチュワートは「お前はいいことをやっているんだ」と、慰めにならない言葉をかける。
 言い寄る女と、片っ端から愛のないセックスライフという名の、すさんだ生活を送っていたチャーリーは、元彼女の結婚パーティーで、水族館でペンギン飼育を担当しているキャムと出会う。これまでの経験から「彼女と寝ると、またよその男と結婚する」と憂鬱な気分になったチャーリーだが、次第にキャムと深い仲になっていく…


 

 このキャムという女、とにかく「ドジ」ばかりやっている。
 チャーリーと付き合うきっかけになったのも、仕事で転んで歯が欠け、チャーリーに治療してもらったのが原因だった。
 その後も車のバッテリーが上がったり、自宅の鍵を車内におきっぱなしにしたままドアに鍵をかけるわ、車の鍵を持ってくるために自宅のドアを破壊するわ…と、彼女は何かするたびに、常人では考えられないドジばかりやっている。そんなキャムにあきれつつも、彼女に愛情を感じるようになったチャーリーは、キャムと恋愛関係になり、ついに結ばれる。
 だが、トラウマから立ち直れないチャーリーは、厄落としのために、どう贔屓目に見ても、まともな男性から見ても恋愛対象外の女性と、金を払って関係を結ぶ。ところが、テレビでその女性が他の男と付き合っている姿を見てしまう。精神的ショックを受けたチャーリーは、キャムを失いたくない一心でストーカーまがいの行為を繰り返し、逆に彼女から三行半を突きつけられる。
 落ち込むチャーリーを心配したスチュワートは、彼をあるところに案内する。そこは子供のころ、チャーリーに「呪い」をかけた(と本人は思っている)アニーシャの家だった。彼女はチャーリーに「好きな人がいるのだったら、相手を束縛してはだめ」と慰める。それでも立ち直れないチャーリーは、スチュワートから「キャムが仕事で南極に行く」と聞かされ……

 前半の展開は、恋愛経験が豊富な人間には「ウンウン、その気持ちよくわかる」という場面がたくさん出てくる。私自身、学生時代にチャーリーと同じような経験をいやというほどした「いじめ」が原因で、対人不信症(特に対女性)がずっと続いている。勝手に私に「好意」を抱く(「ふり」をしている)女性も多かったが、私が煮え切らない態度をとり続けているうちに、別の男に走ってしまい、それっきりに…というパターンを繰り返してきた。
 それだけに、キャムと寝た後のチャーリーが「彼女と別れたくない」と分かれたくない一心で、異常行動を繰り返す気持ちも理解できる。でも、自分だったらそこまでやったら、関係が壊れると思っているので、実際にはやらない。キャムがチャーリーのストーカーっぽい行動に恐れをなし、別れを切り出すのも無理はない。

 この映画の残念なところは、最後の15分間にある。
 最後は「めでたしめでたし」で終わるのだが、チャーリーがキャムを追いかけ、空港から飛行機内でプロポーズするまでの展開が、あまりに荒唐無稽かつ強引で、それまでのリアリティーあふれる展開が台無しになってしまった。監督はなぜこういうストーリー展開をしてしまったのか?
 脚本がイギリス映画に負けないくらい魅力的だけに、こんな場面が挿入されたのは少々不可解である。もうちょっとリアリティーのある構成にできなかったのだろうか。

 この手の映画の「お約束」としてSEXシーンもあるが、思っていたよりは少なく、想像いた以上に「いやらしい」場面はないのは以外だった。個人的には、もう少し濃厚にやってもいいのではないかと思う。

 「ハッピーエンド」で終わる映画ほど、SEXシーンは濃厚に、大胆に、そして激しく。
 そう思うのは、私だけだろうか。

 

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金尾散財衛エ門

Author:金尾散財衛エ門
音楽・美術・映画など、この世のすべての「美しいもの」と、憲法第9条に代表される「平和」が大好きな、世間一般でいう「ワーキングプア」に所属するしがない中年フリーター。
このBLOGでは、管理人が見たり聞いたりした映画・展覧会・CDの感想をつらつらと綴っていく。
※展覧会の記事は、過去の展覧会についても言及することをあらかじめお断りします。

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