金尾散財衛エ門のエンターティメントは素敵だ!

音楽大好き、芸術大好きの男がつらつら綴るエンターティメント感想記

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヌッツォ容疑者逮捕

 ファンを悲しませた代償は、あまりにも大きい。 

 ジョン・健・ヌッツォ容疑者、覚せい剤所持で逮捕

 クラシック音楽家を「聖人」のように崇め奉っているのは、たぶん日本だけだろう。
 かつて「巨匠」といわれた某有名ピアニストが日本でコンサートを開催したとき、あまりの演奏の不出来ぶりに「ひび割れた骨董品」とマスコミから非難されたことがあった。クラシック音楽家の石井宏さんがその裏事情を著書の中で明らかにしているのだが、その本によると、その巨匠は重度の薬物中毒で、満足に演奏できる状態ではなかったのだという。3年間治療に専念し、その巨匠は再び日本でコンサートを開いた。そのときの評判は前回よりマシだったらしいが、ある評論家は「ほとんどは驚くほどわがままな演奏ぶりで、そこには知性が感じられなかった」と酷評している。名前だけでありがたがる日本のメディア・聴衆を皮肉ったのである。
 このほかにも、自宅にやってきたコールボーイ(「ガール」ではない!)が好みでないと相手に暴行し、それが原因でにあっという間に人気が凋落した歌手もいる。今週は某有名ヴァイオリニストが、DV(家庭内暴力)で離婚危機かと雑誌メディア上で騒がれている。

 海外のメディアなら、これらのスキャンダルは大々的に報道するが、日本のメディアがあまり騒がないのは、クラシック音楽界が「一般人とは縁遠い人」と思われているからだろう。私生活をのぞかれないという意味からで、日本のクラシック関係者は恵まれていると思う。 
 そして、今回の事件である。
 薬物事件の場合、警察は、いきなり容疑者を逮捕しない。事前にどこからか通報があり、内偵を進め、確たる証拠をつかんだ上で逮捕するのが決まりになっている。ヌッツォ容疑者のケースも、おそらくどこからかタレコミがあったのだろう。
 アメリカ籍とはいえ、日系人の大型テノールとして注目され、ウィーン歌劇場など海外のオペラハウスでキャリアを積むなど、その将来を嘱望されていたヌッツォ容疑者だが、近年の彼は、自宅近辺で再三にわたって奇行を繰り返していたようだ。当人も取調べで「数年前から覚せい剤を使っていた」と自供している。
 大河ドラマ「新撰組!」のテーマソングで「あの旗に託した夢を」と歌っていた彼だが、自分自身の夢を薬に託していたとしたら、あまりにも悲しい。

*Comment

*Comment_Post

Comment_form

管理者のみ表示。 | 現在非公開コメント投稿不可です。

*Trackback

Menu

カレンダー

プロフィール

金尾散財衛エ門

Author:金尾散財衛エ門
音楽・美術・映画など、この世のすべての「美しいもの」と、憲法第9条に代表される「平和」が大好きな、世間一般でいう「ワーキングプア」に所属するしがない中年フリーター。
このBLOGでは、管理人が見たり聞いたりした映画・展覧会・CDの感想をつらつらと綴っていく。
※展覧会の記事は、過去の展覧会についても言及することをあらかじめお断りします。

最近の記事

カテゴリーメニュー

最近のトラックバック

 

最近のコメント

 

FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

blogram投票ボタン FC2 Blog Ranking TREview あわせて読みたいブログパーツ

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。