金尾散財衛エ門のエンターティメントは素敵だ!

音楽大好き、芸術大好きの男がつらつら綴るエンターティメント感想記

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藝祭2008

 本日、東京芸術大学の学園祭「藝祭」に行ってきた。藝祭は2005年以来、実に3年ぶりの訪問である。なぜ2年間が開いたのかというと、この時期東都六大学野球リーグの開幕戦が重なり、ここ2年はこちらに行っていたからである。過去2年間は開幕日に東洋大学が登場し、今年も東洋大が登場するので、それだったら藝祭に顔を出そうと決めた。
 毎年、芸大は9月第1週の週末に開催する。これは昔からの伝統らしく、ここの学園祭開幕と同時に、大学は学園祭シーズンに突入し、11月の終りまで続く。この時期、芸大構内は学生や部外者でごった返すが、その割に展示物観覧者はさほど多くない。「学生の作品なんか興味がない」という人間が多いからか?

 だがこの大学には、将来の芸術家の卵がごろごろしている。芸術系大学の中で「芸大」と略して意味が通じるのは、この大学だけだ。現役で入学するのは至難の業、2浪、3浪は当たり前で、中には24歳で入学を果たした猛者もいる(そいつは生活をどうしていたのだろう?)。中には、わざわざ別の美大を辞めて、改めてこの大学に入り直した学生もいる。
  東京新聞に、同校OBの作曲家千住明がコラムを書いていたが、彼ですら芸大合格の夢をかなえるのに3回も受験しなければならなかった。2浪が決まったとき、彼は兄である画家の千住博からプロで食っていける人間はほんの一握りに過ぎないことは、当人だって重々承知しているが、それでも好きなことで4年間学生をやるということほど、うれしいことはないだろう。
 今年の展示物を見て感じたのは、絵画系学科に所属する学生の意欲の低さと、デザイン系学科に所属する学生の意欲と作品レベルの高さ。前者を見て感じたのは、せっかくの学園祭だというのに、やる気があるのかないのかわからず、思わず「お前やる気があるのか」と突っ込みたくなったり、他者から見て、本人の自己満足に過ぎないような作品でお茶を濁すような作品が多かったこと。逆にデザイン系の学生の多くの作品は、私の目から見ての範囲だが、かなり個性的な作品が多かった。もっとも、プロの目から見たら「まだまだ」のレベルにすぎないのだろうが。
 展示している学生の多くは、作品の下に訪問帳を置いており、展覧者はそこにメッセージを残したり、住所を記入している。訪問帳以外に、自分の名前とメールアドレスを記入した名刺を置いておく学生もいる。芸大生だけあって、凝ったデザインの名刺が多い。 前回過去帳にメッセージを書かなかった私だが、新たな出会いを求めるつもりで訪問帳にメッセージとメールアドレスを記入した。
 もうひとつ気がついたのは、女子学生の展示がやたらと多かったこと。およそ8割が女子学生の作品で占められていて、グループ展も女子学生だけ、というのがあった。男子学生は一体なにをやっているのか?
 そんなわけで、私が過去帳に名を残したのは女子学生だけだが、ナンパ野郎と勘違いされるのを内心恐れている。もっとも、私は本名を記入しなかったから、彼女たちからレスが返ってくるのかは疑問だが。
 さて今回の展示から、将来の日本美術界をしょって立つ人材はどれほど現れるのか、非常に楽しみではある。

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Author:金尾散財衛エ門
音楽・美術・映画など、この世のすべての「美しいもの」と、憲法第9条に代表される「平和」が大好きな、世間一般でいう「ワーキングプア」に所属するしがない中年フリーター。
このBLOGでは、管理人が見たり聞いたりした映画・展覧会・CDの感想をつらつらと綴っていく。
※展覧会の記事は、過去の展覧会についても言及することをあらかじめお断りします。

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